2011年7月2日土曜日

スマートフォンの液晶の解像度はQHDが標準となる?



QHDとは、960×540の画面解像度の事で、フルHDである1920×1080のちょうど4分の1のドット数となることから、Quarter HDの略で、QHDと呼ばれています。

主流であるWVGA(800×480)やFWVGA(854*480)などと比べると、解像度が高い分表示できる情報量が多いので、ブラウジング時などには有利です。またインチ数が増えても高精細な表示をすることができます。
またQHDはフルHDの1/4という事で、キリの良い解像度なんですね。HD動画のダウンスケーリング再生の際にも、そこまで品質を落とさずに表示できます。

とまあ、QHDにはいろいろな利点があるのです。



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QHD解像度の端末は、国内ではシャープが積極的に売り出していて、AQUOS Phone SH-12Cや、AQUOS PHONE f SH-13C、auのIS12SHなど、QHD解像度を搭載したものが多くあります。

シャープ製端末は、バッテリー容量が低いなどの理由で、僕はあまりおすすめはしませんが、解像度に関しては他のメーカーより一歩進んでいる感じです。


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海外だとHTCなんかが、QHDの端末を売り出しています(HTC sensationなど)。フルHDの1/4とキリの良い解像度なので、どんどん普及していくと思います。

ちなみにiPhone4はQHDよりも更に上の960×600ドットのretinaディスプレイを採用しています。